茶色の落ち葉が

  久しぶりに朝の散歩の出た。暑すぎてひと月以上さぼっていた。これといった運動の経験や能力が無い私にとって、貴重なルーティンが復活できそうでよかった。

 並木の下を歩く。落ち葉が目立つ。茶色い枯れ葉だ。上を見上げると枝についている葉っぱはスカスカだ。緑の葉っぱが無いわけじゃない。しかし黄色い葉っぱもちらほら。紅葉なの?!

 これは何なんだろう。9月の木々の様子ってこんなだっけ?連日の酷暑に耐えかねて、緑の葉っぱが一気に枯れたのだろうか。暑さは人間も辛いけど、植物や動物だって辛いのだ。

 東洋医学では、生理物質を「精・気・血・津液」として考える。そのうちの「精」を補充するためには「飲食物」つまり地球上の生命をいただくしかない。私達が今日食べたものだって、(加工品や添加物があるにせよ)植物か、動物のどちらかだと思う。

 9月の茶色い落ち葉を見て、地球の体調不良を感じずにはいられない。

投稿者

かおり

2022年度末に22年間続けた職を辞し、鍼灸学科の学生になる。自然・健康・環境に即した医療や生き方を、東洋医学を通して学び中。