ゴールデンウィークも終わり、今日から日常が始まった。
年を重ねたせいか、最近「特別な日」より「いつもと同じ日」の方を好むようになった気がする。落ち着く。今日もいつもと同じ電車に乗って学校へ通う。ホームで待つ間の新緑がきれい。
とはいえ、時間ができることでいつもと違うことができる連休はありがたかったのも事実。
普段会えない人と会えるのは、そのひとつだろう。
今回、数年ぶりに両親が我が家へ。近隣の温泉や自然を生かしたガーデンへ足を伸ばしつつ、夜は私の作った料理を囲んだ。

・中華風スープ ・ひよこ豆のビネガー風味サラダ
・若竹煮 ・しそ餃子
・ホタルイカと青ネギのぬた ・油揚げのチーズ焼き
・マッシュルームとベーコンの炒め物
・いちご
昼間娘がお友達といちご狩りをしてきた。私の母と娘でジャムにしたけれど、まだ箱いっぱいにいちごは残ってあって、数日経った今でもまだ消費しきれず。
母に施術
母は、私がこの道(鍼灸)へ進むに至った考えの素地をつくった。母自身、鍼灸を受けたりやったりしていたわけではないが、幼い頃から家には母が集めた東洋医学系の本がふんだんにあって、私はその影響を受けてきたのだった。
両親とともに夕食を囲んだ後、私が授業で得た知識と母の持っている知識で、東洋医学談義に花が咲く。
風呂上がりに、母は「鍼でもなく灸でもなく指圧ならお願い。」とのご要望。
手の太陽小腸経を中心に施術してあげることにした。

小腸経は別名肩脈と呼ばれ、手指から肩を通って耳のあたりまで流れている。
天宗という肩甲骨上の経穴を指圧すると「それ効く!!」とのこと。
天宗は棘下筋にあり、この筋肉は肩関節を外旋させる。生活の中でここに負荷がかかっている動きがあるのだろう。
また、別名通乳穴ともよばれ、母乳がなかなか出ずに困っている産婦さんへの治療穴として功を奏す場合が多々あるらしい。この肩甲骨上の天宗を裏とみると、からだの表側にはなるほど乳腺だ。
まあ今回通乳する必要はなかったのだけれど・・・。