実力テストが終わった!!!
本当に過酷なテストだった~。
ここしばらくはご飯がおいしいと感じられず。前日夜は緊張して何度も目が覚めた。
そしてテストが終わってからのご飯がおいしいこと!いかに今まで自分に負荷をかけてきたか・・・。母にも言われたことだが、毎回テストの度にこれではいけないなと思う。「平」の状態を保てるかどうかが大事なのだ。でも、もしかしたら自分は、「追い込まれる自分」を楽しんでいるのかもしれない。それ、本当に楽しい?と自分に問うてみる。「うーん、ちょっと違うかな~。」
テストの内容的には8科目あったのだが、ざっくり言うと2系統に分かれる。俗に言う「西の問題」と「東の問題」だ。これは西洋医学系と東洋医学系、という意味だ。
鍼灸師になるには東洋医学のみ学ぶのではなく、西洋医学も学ぶ。患者さんが「○○病でつらくて。」と来たときに、「どんな病気ですか?それ。」という訳にはいかない。
私は東の問題は割と得意なほうで、西の問題のほうが苦手なものが多い。なので、今回テスト前には徹底的に西の問題ばかり、とくに解剖学と生理学に時間を費やした。とにかく端から端まで、クラクラして気持ち悪くなるくらい・・・。
そして昨日結果が返却された。あれほど恐れていた西の問題の、中でも特に苦手な2科目はなかなか良い出来だったが、得意なはずの東の問題が「あらっ?」という出来になってしまった。バランスを見誤ったかもしれない。
でも今回は余裕がなくて、苦手科目を網羅しつつ他の科目まで手が回らなかったのは事実。仕方ない、これがいまできる精一杯の実力だったのだろう。
おかげで「付け焼き刃でひたすら暗記」というつらい勉強はなるべく削減していこう、と思えた。やっぱり私が勉強していて楽しいと思うのは、経験と知識が結びついて「あ~あれってそういうことだったんだ!」と腑に落ちたり、学んだことをもとに実践して自分やまわりの人の治療に効果を上げられたとき。点を稼ぐのもゲームのようで楽しい面もあるけれど、本質を忘れず学んでいけば多分大丈夫だろう。時間がかかっても、自分なりの解釈を交えてイラスト化したり、関連事項についてあれこれ調べたりしたほうが、のちのち頭に残るようだ。テストはきれい事だけじゃ済まされないのもよくわかっているつもりだけど。

同じ株から咲いたのに全然違う紫陽花。涼しげな色。