昨日の授業を区切りに、学校は今日から約2週間の夏休みだ。
お盆の週が終わり、再び登校するときには前期末テスト週間に入る。
・・・。
前期末テスト週間に入る。

そう思うと休みもあまり開放的な気分にはなれず。何をいつまでにどれくらいやれば良いのかを書き出して、逆算して計画をやんわりと作ってみた。
また、ペーパーテストも大変なのはもちろんだが、今回3科目ある実技テストもなかなか手強い。
お灸は時間制限があるなかでペアへの腰背部施灸となるので、家での個人練習としては自分の下腿部に施灸してタイムを計っている。いつも同じ場所(三陰交・太渓・太白など)に個人練習して据えているので、私の足には根性焼きがいっぱいできている。
鍼は、細かい所作や手順が決められており、まるで茶道華道のようだ。慌てないように夫に練習台を頼んで流れるような動きで刺鍼できるようにしたい。(練習台をひきうけてくれるかどうか。)
もうひとつの実技が徒手検査だ。
これは整形外科疾患が疑われる患者さんに行うものだ。今回は15種類の徒手検査のうち、ランダムに3つほど出題される。15種類どれも覚えてできるようにならなければ太刀打ちできないテストだ。そこでそれぞれの検査要項を自分なりにカードにまとめてみた。

このカードを使い、お弁当後の5~10分間ほどの時間でクラスのお友達と練習を続けてきた。

中を開くとこんなふう。
大学受験や教員採用試験のときは、普段勉強してなくて、試験前の一定期間にがーっと集中して本番なんとかなったけど、年を重ねるとそういう無理が利かない。
毎日こつこつ地味に積み重ねるタイプになったと思う。というわけで、必要なことをルーティーン化して3週間後を見据えてやっている。
また、実技テスト3種類にはそれぞれ経穴の口頭試問がついてくる。
たとえば鍼のテストには、これら15経穴から2問、聞かれる。

筋や神経なども全て言えるようにしておく必要があるので、いくつかに区切って朝、昼、夕と音読することにした。書くのもいいが、直前にターボエンジンをかけるときにそれはやろうと思う。黙読より、音読は頭に入る。小学生の宿題に毎日音読があるのは、効果があってのことだと思う。
覚えることやテストで高得点を取ることが目標でなく、いざ臨床の場に立ったときの自分の力量を支えるものとして、患者さんの役に立てるようなものを身につけていきたいと思う。