この地域でも、最近熊の出没情報が頻繁に出ている。
週に何回か、運動がてら土手や田んぼ道を歩いていたが、用心のためと熊鈴を買い求めることにした。まずはお手軽にと100均ショップへ。
しかし、「すいません、熊鈴は売り切れです。」
なんと・・・。
同じことを考える人の多いことか。
次の入荷はいつか調べてもらうと、「ただいま欠品中でしばらく入荷は未定です。」とのこと。
考えてみれば、音が出ればいいのだから、何か家にあるもので代用できないものか。
これはどうだろう。

実は昔中学校の吹奏楽部顧問をしていたことがあって、いいトライアングルを自腹で買った。大きさが分かりやすいように単三電池を置いてみた。相当重くて太いトライアングルだ。
ただ、トライアングルは持ち方を工夫しないとぐるぐる回って打ちにくいからな~。歩きながらだと余計打ちにくいな~。
金属系で遠くまで聞こえるのがいいなら、ウインドチャイムとかいいのかも。

むしろシンバルとか?遠くの熊も驚いて逃げること間違いなし。

・・・疲れるな、こんなウォーキング。
3月あたりから、夫が蕁麻疹に悩まされていた。毎晩のように四肢や体幹部に出ていた。当初はアレルギーを疑い、検査をしてみた。しかし、特にアレルギーというわけでもなさそうだった。医者に勧められるまま薬で抑えることに。(アレルギー検査には引っかからなかったがこのときの薬は花粉症などで使われる抗アレルギー薬。)そんな状態が3ヶ月。
薬を飲まなかったある日、ぶわあーっと蕁麻疹が出て、かゆいかゆいと大変そうだった。
「これからずっと薬手放せなくなっちゃうのもどうかと思うよ。学校で習ってきたこと、(東洋医学等)、試してみる?」という私。
嫌そうな夫。「治るわけ?それやって。」ずっと蕁麻疹をボリボリかいている。
うーん、分からないよ。ましてやまだプロではない修行中の身。
「3ヶ月も続いていると言うことは、もう急性じゃなくて慢性で、それをいきなりすっきり取り除くのはハードルが高いかも。改善できたらいいな、くらいに思っててくれる?」
ということで、
蕁麻疹や湿疹にテッパンの「曲池」。
そして、「肝」の「実」(余計なものがある状態)を疑って、六十九難を用いた治療穴として。行間及び労宮をセレクト。
「虚」といって必要なものが足りない場合は五行論に基づいて相生関係の母にあたる経脈・経穴を補うが、
「実」といって余計なものがある場合は、相生関係の子にあたる経脈。経穴を瀉す。
そんなことをしている間にも、蕁麻疹は真っ赤に腫れて、相変わらずかゆそうだった。むしろ、「このやろう!やりやがったな!」といって仕返ししてるんじゃないかってくらい、猛威をふるった。
あ~、だめだったかな・・・。
そして、次の日も蕁麻疹が猛威をふるった。うわー、かゆそう・・・。
そして、次の日は・・・・。
蕁麻疹が出なかった。夫に聞いたら、薬は飲んでいないという。
昨日おとといで蕁麻疹も力を出し尽くしたのだろうか?それとも、六十九難に基づいて子を瀉す治療が、効いたのだろうか?
いずれにしても、蕁麻疹がひいた!
一日だけよかったのでは信じられないので、その後も「今日はどう?」数日間聞くようにしたが、今のところ大丈夫らしい。
東洋医学のおかげなのか、自然治癒だったのか、たまたま潮時だったのか、分からない。
学校で学んだことをこうして実践してみるのはなんとも興味深い。