玄関に飾ってもうすぐ1年になるガーベラ。
しばらく葉っぱだけの状態だったが、夏も秋も冬も根気よく水やりを続けていたところ、最近また小さなつぼみをつけ始め、そして花が咲いた。適した季節が巡ってくると、眠っていた機能が働きだすのだと思った。

これは1年前に弟に退職祝いだか進学祝いだかでもらった花だった。もう新しい環境に身を進めてから1年経ったのだと思うと感慨深い。鉢植えの花はたいていワンシーズンでダメにしてしまう私だが、このガーベラちゃんは生きのび、2歳を迎えることができた。
舌診
今日は舌診について。
名の通り、舌の状態を視覚によって診察するものだ。
①舌の色は寒熱を示す。
正常なものは淡紅色といって薄いピンク色だそうだ。
それ以外だと、何らかの熱をもっていたり、冷えていたりする可能性があるらしい。
例えば
「紅」・・・濃いピンク 熱証
「絳」・・・こう、と読む ワインレッド色 熱盛
「淡」・・・かなり薄いピンク色 気血不足 寒証
「青」・・・寒凝血瘀
「紫」・・・血瘀 だそうだ。
血瘀というのは、血の運行が緩慢で停滞した状態をいう。
②舌の形は陰陽気血の虚を示す。
「胖大」・・・ボテッと腫れて大きいもの。気虚 陽虚 痰湿 熱盛
「痩薄」・・・やせて薄い。血虚 陰虚 気血両虚
「歯根」・・・歯の痕がサイドに残るもの。気虚 陽虚 痰湿
「裂紋」・・・表面に亀裂。血虚 陰虚 気血両虚
その他、舌態や苔色、苔質、などでも色々診断できるのですが、情報量が多すぎになるのでここでは割愛。
さて、3月あたまに実家に帰ったとき、上記の学んだことをもとに家族と舌診大会をした。

家族の状態はともかく、自分の舌について言うと、
・色は淡紅色。つまりほぼ正常だと思われる。ほっ。
・形は、「歯根」「裂紋」有り。つまり気血両虚で陰虚で陽虚の可能性・・・。(泣)
訳すると、気と血が充分でなく、水分が足りておらず、冷えている可能性があるということ。
いやあ、可能性じゃないな。もう、ズバリその通りです。
あ、忘れてましたが、血瘀では、舌の裏に舌下静脈の怒張や蛇行が見られるとのこと。

わたくしも、これが見られました。怒張しておりました、舌下静脈・・・。
つまりまとめると、私は気と血が充分でなく、水分が足りておらず、冷えもあり、血行がよろしくない、ということ。分かってましたが、ここまで虚証が出そろうと、ちょっとがっかりです。
そういえば私の尊敬するかかりつけのドクターが、「女性はとかく虚している。」と言っておられました。確かに陰陽論で言えば、男性は陽、女性は陰ですから。男性は暑い暑いと言う人多いですしね。
陽も陰も、うまくバランスをとっていくことが大事ですね。
