サツマイモ収穫の時期ということで、たくさんいただいた。

いい色!さきほど、おやつとして、輪切りにしてフライパンで焼いて食べた。

さつまいもは芋もいいけど、ツルもいいのです。

こちらは、ツルを輪っか状にしたもの。

まだ半生状態だけど、乾燥が進むといい感じに焦げ茶色になってくる。そうしたら、秋の木の実をつけて、リース作りをしようと思っている。

化生は一種の適応現象

ちょっと前に、病理学で「化生」というものについて学んだ。化生の定義は、「細胞や組織が、形質の異なる別の細胞に変化すること。

どうして変化するのかというと、一種の適応現象だという。また、前癌病変として考えられることもあるという。

確かに、変化してしまった細胞を悪者みたいにするのは簡単だけど、いかんせんまわりの環境がよくなくて、そうならざるを得なかった細胞くんの事情もあるということか。

以前教育職についていたので学級の状態に当てはめて考えると、クラスが大荒れだった場合、児童生徒の気持ちもささくれ立って反抗的になってくる、みたいなことだろうか。

このことを学んだ時期と同じくして、いつも聞いている吉野敏明先生のYouTubeにて、口腔環境についてレクチャーしたものを見た。

なかなかリアルな画像がふんだんに使われていて、怖くて直視できない部分もあったが、あることが気になった。

舌や口腔粘膜に歯がいつも当たるなど物理的な刺激が継続してあると、前癌病変の原因になることがある」←確かこんな内容だったと思われます。

私は、左の親知らず付近がいつも口腔粘膜に当たっており、夜間の噛みしめも災いしていつもなんとなく痛い。改めて鏡で見てみる。口内炎のできかけみたいな感じだ。

ちょっと心配になってきた。

すぐに歯医者に予約を入れる。

気にし出すと、より一層口の中が痛いと感じる。診察日までの数日間、できることはないだろうか?

確か、鍼灸では

上の歯の痛みは胃経

下の歯の痛みは大腸経。で治療すると言われている。

痛み=炎症ということで、身熱をつかさどると言われている滎穴を使おう。

まず胃経の滎水穴、内庭

次に大腸経の滎水穴、二間

学校で、鍼灸学科の先生に自分のしている口内炎らしきものの治療が合っているかどうか聞いてみたところ、「それも悪くないけれど、頬の方から口内炎めがけて鍼を刺すと効きますよ。」とのこと。それは簡単、シンプルな方法だ!

さっそく3本ほど使ってやってみた。こういうこと。

じわ~として、血流だか何かの循環がよくなるのを感じる。口腔粘膜のひりひりした感じが幾分緩和された。

さきほどの内庭、二間と併せて、この直接狙い刺しも毎日し、いざ3~4日ほどで歯科受診の日がやってきた。

「口内炎がいつも治らない場所があって・・・・。」といって診てもらうと歯科医は「どこですか?」と。どうやら、探してみてもほとんどどこか分からないくらいらしい。そういえば、最近は痛みも引いていたかも・・・。

親知らずのことを相談すると、気になるようならいつか抜歯する方法もある、いずれにしても口内炎らしきものは心配なものではないとのこと。

よかった!

このように、病気とまではいかずともちょっとした不調、不具合をちゃちゃっとケアできる手段として、鍼灸を提供できる可能性を、またはセルフケアとして広めていけたらよいなと思っている。