おとといの十五夜では、お団子を作ってみた。

団子粉を手のひらで練って、鍋で沸騰した湯の中にぽとんぽとんと落としてゆく。

自分で作ったものは、甘すぎなくていい。

疲れが出たんだよ、多分。

さて、絶賛秋休み中である。が、緊張感が途切れたせいか、夏の疲れが出ているせいか、はじめのあたりは体調が優れなかった。あれこれ計画はあったけれど、仕方ない、そんなときは断念せざるを得ない。ゆっくりするのがなによりの贅沢だと言い聞かせ、本を読んだり家の手入れや片付けをして過ごすうち、なんとか体調は持ち直してきた。

2年生になってから、通常授業に加えオプションコースで予防医学を受講し、加えて土日に実習が入ることも多々あったので、どうしても忙しかった。実習は、「小児はり」と「美容鍼」だ。

美容鍼

30代の頃、身体のほうで鍼灸にかかったとき、「試しにお顔もやってみますか?」ということで、ちょこっと美容鍼も施術してもらったことがあった。

そのとき、「あっ変わった!」とひとめで分かるくらい、顔がキュッとして感動した。

あれから時は経ち、40代となった今では、1回でそこまで即効性が如実に出るかと言われると、「1回ではちょっと・・・。私の線維芽細胞が不甲斐なくてごめんなさい。」という感じだ。いや、または私の鍼灸の腕前が、まだまだこれからで伸びしろがあるから、今後に乞うご期待!なのかもしれない。

基本的な刺し方を学んだ夏前頃から、1週間に1回くらい、自分を練習台に家でも刺鍼してきた。

どうやるのかというと

はい、これが顔ね。ここに

こんな感じで刺します。30本くらいですね。

で、20分くらい置鍼します。

この時間がひまだな~と思ったので、7,8月はこの顔のまま、居間でテスト勉強してました。

テストが終わってからは、主に日曜の夜、大河ドラマを見ながら居間で顔に鍼を刺し、ゆっくり20分過ぎるのを待っていました。

子どもからは「えりまきとかげみたいだね。」と言われ。(ライオンだったかな?)

で、ここからが大事なのですが、鍼を刺した後、顔の皮膚感覚としては「ぎゅいーん」「じわじわじわ・・・」と、何かが集まってきていることが分かります。まあ血液が盛んに集まってきているのでしょうが、とにかく皮膚の下で何かが起きている感じはします。きっと膠原繊維がコラーゲン産生に、弾性繊維がエラスチン産生に励んでくれているのでしょう。

美容鍼とはちょっと違うかもしれませんが、腹部の手術の傷跡なども、鍼灸をしていた箇所は治りが早いのだとある先生がおっしゃっていました。

そうそう、8月末にはモニターさんを学校にお呼びして施術させていただきました。お顔という非常にセンシティブな箇所に刺鍼させていただくのは緊張したけれど、快く参加協力してくださったモニターさんのお陰で、とてもいい勉強になりました。このサステナブルな美容方法の技をもっと学びたい!と思ったのでありました。

後期には外部講師の先生からも美容鍼をご教授いただく機会があるので、非常に楽しみなことです。