督脈の経穴にシールで目印を貼ってゆく

 今日の実技は、督脈28穴あるうちの、背中にあるもののみシールを貼ってゆく、という内容だった。教科書、プリントでも学習したし、経穴名と場所の問題もたくさん解いてきた。

 まず体表指標として腸骨稜というものを見つけなければならない。これはウエストラインより少々下で、体表から触知できるとあったはず。この両側の腸骨稜を結んだ線がヤコビー線といって、取穴の重要な目安となる。だが・・・。

 「あれ?これかな?ん?」

 分からない~。教科書に画かれた背中も腰も、骨が透けていたものね。実際の人のからだで正確に体表指標をつかむのは難しい!しかも、大きい人、小さい人、肉付きのよい人、やせてる人、若い方にお年を召した方、からだつきは様々。

 肩甲骨くらいは分かるだろう、と思いきや。肩甲骨下角という部分は何とか分かったものの、その次の肩甲棘という出っぱった部分がよく分からない。柔道整復師の資格を持つクラスメイトが一緒に見てくれて、教えてくれた。

家族を使って練習

 さっそく昨晩、娘に協力をお願いして授業の復習を試みた。いつも練習台ありがとう。遠慮なく背中に腰をぐいぐい押して腸骨稜を探させてもらう。くすぐったがって笑ったり痛がったり。もうちょっと辛抱してくださいな。