試験のあとはゆるめたい

 お盆明けの期末試験週間が終わり、テスト返しも終わり、今はお彼岸の頃にある1週間ほどの小さな秋休みが待ち遠しくてたまらない。先週金曜の授業後には、ささやかな「テストお疲れ様会」をクラスの何人かと楽しんだ。かき氷やジュースでおしゃべりしただけだったけれど、こういうほっとする時間があるっていいなあと思う。試験にむけてはりつめていた気分をゆるめたい!

『陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる』

耳から勉強

 しかし経穴概論の授業にて、「来週、任脈・督脈・手の太陰肺経の小テストをするから全部書けるようにしておくように。」との連絡が!・・・まだまだ気分をゆるめるには早いようだ。

 任脈は24穴、督脈は28穴あるが、期末試験に向けて頭には入れてある。問題は、手の太陰肺経11穴。あと1週間しかないからすぐにとりかからねば。

 幸い私には暗記の必殺技がある。それは、歌に当てはめていくやり方で、替え歌みたいなものだ。今回の肺経は、瀧廉太郎の「お正月」の旋律でつくってみた。♪も~い~くつねると~、おしょうがつ~♪の、アレだ。

♪中府と雲門は~、外方6寸~、天府は腋窩の下3寸、侠白腋窩の下4寸♪

 なかなかゴロがいい感じ。ちなみに任脈は「通りゃんせ」で、督脈は「茶つみ」でつくってボイスレコーダーに録った。これを、家事しながらでも散歩しながらでも運転しながらでも聴き、なおかつ歌えるようにしておくことで記憶が定着化する。おかげで6月の実力テストでも8月の期末試験でも経穴概論は好成績を修めることができた。音楽の力ってすごいなあ。