野菜って、収穫できるときって同時期。そして(耕作規模にもよるが)大量。
先週末に欲張って採りすぎたにんじんが、台所でしなびかけている。
今日はにんじんonlyきんぴらを大量に作った。みそで味付けして、仕上げにすりごまで和える。

土から野菜が生み出されていく過程を見ていると、「いつでも同じ」って自然にはあり得ないんだなと感じさせられる。
胃経に施灸
昨日から、胃の痛みがあり、今日は学校を休んでしまった。クラスのお仲間にその旨伝えると、体調を気遣う言葉とともに、「実は私も最近胃が・・・・。」「私も。」とか、「こないだ胃の治療に〇〇という経穴が効いた。」とか、色々な情報を寄せていただいて、本当にありがたい。
今日は立冬。昨日までが季節の変わり目である土用期間だったわけなので、そういう狭間みたいな時って不安定になりやすいから胃にきてる人が多いのかもしれない。
重点的に胃経の経穴に施灸した。
・陥谷 ・衝陽 ・梁丘 ・足三里 ・中かん
その後はほとんどよくなった。
このように、いざというとき自分で自分を治療できるということは、非常に心強さを感じる。
鍼は難しいけれど、お灸なら一般の方でもできる。もしいつも同じような慢性的な症状に困っている方が、自宅で自分にお灸をするという選択肢を得たら、どうだろう?それこそサステナブルだ。
低気圧が発生すると起きる頭痛。目を使いすぎると鉄のように固まってしまう肩。月経周期によって起きるめまいや腰痛、イライラ。のどの痛みから始まる風邪の初期症状。人間のからだも「いつでも同じ」というわけではない。
こういうときに必要な、経穴を使ったからだの調整法を分かりやすく一般の方に広めていくというのが、私の将来のミッションだと思って今、勉強している。